ブルーテグー(T+アルビノ)

食事(野生下)
雑食。果物や野菜、昆虫、齧歯類、鳥、魚等の様々な植物や動物を食べる。
飼育下の場合はより餌を選り好むことがありますが、やはり肉を好むようです。
食事(飼育下)
メインは肉。マウスやひよこ、うずらなど。それだけでは栄養が偏ってしまうので、プラスで野菜や果物など。
肉も野菜も選り好みせず食べられるようにしておくことで、成長してから苦労が少ないので幼体時から様々な餌に慣れてもらいましょう。
特 徴
ミナミテグーの一種で、身体の色が白の割合は多めの青系に光っている種類のことをブルーテグーといいます。トカゲのなかでも大型と言われる一種です。
お迎えする際は、成長すれば1mは越えるほどの大型になることを念頭に入れましょう。
慣れやすさ
個体差はありますが、知能レベルは犬や猫と同等と言われており、幼体時からお世話した場合は人間は攻撃対象ではない、と認識してくれるようになるので凶暴さも少なくなり「人馴れしてくれる」と言えるでしょう。
しかし、本来、野生のテグーは警戒心が強く獰猛。鋭い歯や爪も持ち合わせておりとても危険です。
安易に「慣れやすい!」とは思わず、注意しながら接していきましょう。
飼育のしやすさ・おすすめ度
幼体時からお迎えするのであれば、人馴れもしますし比較的おとなしいとされているので飼育しやすいとはいえますが、環境を整えることや飼育スペースの確保は容易ではないので、爬虫類初心者の方であればその辺りをしっかり整えた上で覚悟をもちお迎えするようにしましょう。
飼育時の注意
★ケージサイズ★
「成長したら大きくなるし…」と思い、大きめのケージを用意したくなりますが、
幼体時から大きめのケージにしてしまうと、テグーは居心地の悪さからストレスを抱えてしまうので、
生体サイズに合わせてケージのサイズも大きくしていくことをおすすめします。
お迎え時のサイズにもよりますが、まずは60cm幅ほどの爬虫類ケースで良いでしょう。
★温度・湿度★
24~25℃くらいが適温なのでキープするようにしましょう。
ホットスポット下は35℃前後でケージ内に温度勾配を作ってあげましょう。
また、テグーは乾燥に弱いので、湿度は重要です。
体が乾燥しないよう60~70%くらいの湿度をキープできるようにしましょう。
冬場は乾燥しがちなので、こまめに霧吹きを行い湿度を保つように。
★ホットスポット・紫外線ライト★
昼行性のため、紫外線ライトは必須。
上記と重複しますが、ホットスポット下は35℃前後でケージ内に温度勾配を作ってあげましょう。
★床材★
幼体時はペットシーツなどを敷き、成長後はヤシガラなどを敷いてあげると良いですが、
ヤシガラはこまめに掃除することを念頭に。
排泄物がそのままになっていると、ダニが発生し、病気になってしまうこともあるので注意。
★レイアウト★
全身が浸かる大きめの水場を用意してあげましょう。
水分補給や、脱皮不全の防止の為つかってくれたり個体によってはトイレに使用する場合もあるようです。
成長時(1m越え時)に水場の用意が難しい際は定期的に温浴させてあげましょう。