セントラルパイソン

セントラルパイソンの画像
  • 目属科:ヘビ目 ニシキヘビ科 オマキニシキヘビ属
  • 分 布:オーストラリアの内陸部の乾燥地帯
  • 体 長:約1.8m~2.5m 最大:3m
  • 体 重:オス 約2.5kg / メス 約3.5kg
  • 寿 命:15~20年

食事(野生下)

野生下では主に小型哺乳類や鳥類を捕食します。夜行性で、待ち伏せして獲物を捕らえます。

食事(飼育下)

飼育下では冷凍マウスやラットを与えることが一般的です。身体の大きさに合わせ幼体の場合は週1〜2回、成長したら頻度を減らして月に2〜3回ほどが目安の頻度です。
生きたマウスやラットを与えることも出来ますが、反撃され噛みつかれるリスクもあるため、冷凍の方が良いでしょう。
※飼育環境や個体差によって異なるので様子を見ながら与えるようにしましょう。

特 徴

美しい模様と強力な体が特徴で、飼育下でも穏やかな性格を示すことが多いです。
オスよりもメスの方が若干大きくなる傾向があるため、ご不安な場合はオスをおすすめします。

慣れやすさ

セントラルパイソンは比較的おとなしい性格とされています。
懐くということは難しいですが、短時間のハンドリング(爬虫類などの小動物を手に持って扱うこと)を定期的に行い、慣れさせることは可能です。動物病院やケージの引越し時にストレスにならぬよう慣らしておきましょう。

ハンドリングのタイミングは餌を与えた直後は吐き戻しの恐れもあるので避け、手と腕の範囲の中で、ヘビに自由に動いてもらうようなイメージで行いましょう。

飼育のしやすさ

ヤモリと並んで最も飼いやすい陸生の爬虫類と言われるヘビですが、適切な温度と湿度管理が必要です。
広いケージと隠れ場所も必要なので、しっかりと飼い方を調べてからお迎えするようにしましょう。

基本的な必要なものはケージ・床材・水入れ・シェルター・保温器具(パネルヒーターなど)。

おすすめ度

セントラルパイソンはヘビの中でもおとなしい性格とされているので、初心者から上級者までおすすめですが、体長が3mを越す個体もいるので、覚悟を持ってお迎えしてあげましょう。

飼育時の注意

温度と湿度の管理に注意し、定期的に健康チェックを行うことが重要です。また、適切な食事を提供し、ストレスを避ける環境を作ることが大切です。
★ケージのサイズ
サイズに合わせてプラケース・衣装ケース・爬虫類専用ケースなどを使用しましょう。高さはそれほど必要ではありませんが、運動量は大きいので可能であれば奥行きが60cmほどあると理想的です。
幼体であってもそれなりに力があるので脱走には注意しましょう。

★温度・照明・床材
温度:照明を使用し、昼はホットスポットを32℃くらい、その他の場所は最低でも26℃程度に。夜間は24~27℃程度に保温しましょう。
床材:幼体時はやや多湿を好むので床材は水苔などを敷くと良いですが、成長後は針葉樹チップやペットシーツで清潔を保ちましょう。排泄は消化に時間がかかる為、健康であれば1~2週間に一度糞をする程度なので体調の変化は見逃さないようにしましょう。

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