ポーラーカベカナヘビ

ポーラーカベカナヘビの画像
  • 目属科:有鱗目 カナヘビ科 Podarcis属
  • 分 布:イタリア、サント・イアンニ島
  • 体 長:20cm
  • 体 重:10~20g
  • 寿 命:5~10年

食事(野生下)

コオロギ・羽虫などの昆虫・クモ・芋虫など

食事(飼育下)

生体サイズに合わせた昆虫を用意しましょう。
大きすぎると消化が行えず吐き戻しの原因にもなります。
ヨーロッパイエコオロギのSS〜Sサイズで2~3匹与えましょう。
昆虫だけでは栄養が偏ってしまうので、昆虫にカルシウム剤などをふりかけてから与えると良いです。

特 徴

ポーラーカベカナヘビは小型のトカゲで、色は地域や個体によって異なりますが、一般的には茶色、緑色、灰色の体色を持ち、腹部は白や黄色が多いです。
背中には、しばしば暗色の縞模様や斑点が見られ、カモフラージュに役立っています。

慣れやすさ

カナヘビ自体が臆病かつ神経質な性格なので、無理なハンドリングは要注意です。
肉体的にも精神的にも、ストレスがかからぬよう、焦らずゆっくりと時間をかけ、飼い主を認識してもらいましょう。

飼育のしやすさ・おすすめ度

初心者でも飼育可能ではありますが、飼育方法の情報は少ないのでしっかりとショップでプロに飼育方法を聞いたり事前に自身でもきちんと調べ、環境を管理し覚悟を持ってお迎えしましょう。

飼育時の注意

★ケージのサイズ★
レイアウトで流木などを入れることを考慮すると最低でも45cm以上の爬虫類専用ケースがおすすめ。
とにかく床面積を広くとれるようにしましょう。
また、カナヘビは脱走の達人なので、脱走防止の為にもケージは必ずフタがついていてしっかり閉めることができるものにしましょう。
※ガラスを登ることはできないので、心配な方は水槽で飼育すると◎

★床材★
本質的にはヤシガラ土など多少湿度を保持できる素材を厚めに敷くのがおすすめですが、掃除はこまめに行いましょう。
爬虫類専用のものをショップで購入しましょう。
量は水槽などの底面が隠れる程度に敷き、シェルターや観葉植物を設置し安心できるように。
たまった水を飲みに来る習性がないため、飲み水については霧吹きでケースを湿らせ、水滴を飲めるようにしてあげましょう。
観葉植物があると、水滴がつきやすいのでおすすめ。

★照明・紫外線ライト★
日光浴は欠かせないので必ず40W程度のバスキングライトと紫外線ライトを設置しましょう。
カルシウムの吸収を助けるビタミンを体内に生成する習性があるので、紫外線ライト(日光浴)は健康を維持するためにもできるようにしてあげましょう。

★温度・湿度★
室温は28℃前後をキープし、ホットスポットは45℃~50℃を設定。ケージの隅などに設置しケージ内に暖かい場所と涼しい場所があるようにレイアウトしてください。
湿度は湿度は20〜30度程度。霧吹きで湿らせる程度で良いです。

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