クレステッドゲッコー

食事(野生下)
雑食性。昆虫や甲殻類、果実や花の蜜など
食事(飼育下)
雑食性なので、成体サイズに合わせた昆虫をケージ内に放っておくでも良いです。
主食はコオロギ、ローチ、ミルワームなど。
しかし必ずしも昆虫(生き餌)でなくてもお世話できるのがクレステッドゲッコーの魅力の一つです。
専用の人工フードでも食べてくれるので、市販のクレステッドゲッコー用フードを与えてあげましょう。
特 徴
和名:オウカンミカドヤモリ
ニューカレドニア固有種の樹上性ヤモリ。目の上から首側にかけて並ぶ突起が王冠を被っているようにみえることからその名がついた。様々な柄の個体が存在し、湿度や明るさといった環境によっても体色が変化する。レオパに並んで飼いやすくハンドリングも可能なため人気の種であるが、実は高温と乾燥に弱く日本の夏は冷房の効いた部屋で30℃を超えないよう管理する必要がある。
慣れやすさ
警戒心も薄く、穏やかな性格をしているので、ハンドリングも容易に行えます。
しかしお迎えしたばかりの頃は当然新しい環境でストレスになってしまうので、短時間のハンドリングからはじめ、徐々に慣らしていくようにしましょう。
飼育のしやすさ・おすすめ度
レオパと並び、飼育環境の整えも難しくなく初心者〜上級者までおすすめの種類です。
ペットヤモリの中でも特に穏やかな性格で噛みついてくるなどの反応も少ないのでまさにおすすめといえるでしょう。
飼育時の注意
尾は一度切れると再生しないのでハンドリングの際は注意!
★ケージのサイズ★
木や枝を登ったり渡ったりと立体活動が得意な種類なので、45cm程度の高さのあるケージがおすすめ。
流木や観葉植物などをレイアウトして野生に近い環境にしてあげましょう。
上からお世話するタイプだと怖がってしまうので、前開きのものがおすすめ。
★レイアウト・紫外線ライト★
紫外線は不要です。
野生では木に登って生活しているので、流木やコルクなどを入れ立体移動ができるようにしてあげましょう。寒さに弱いので冬はヒーターを導入しましょう。
また、クレステッドゲッコーは夜行性の為、昼間の明るい時間帯に暗い場所で眠れるようにシェルターも用意するか、レイアウトでいれた観葉植物で影になる部分を作り、シェルター代わりにしてもOKです。
水入れも必須となるので、必ず入れるようにしましょう。
★床材★
ソイル、ヤシガラ、またはパームマットなど湿度の維持ができるようなものがおすすめです。
掃除を怠るとダニが発生することがあるので、掃除はこまめに行ってください。
お手入れしやすいペットシーツでも◎。清潔を心がけお世話しましょう。
★温度・湿度★
温度は25℃前後、湿度約60~70%が最適です。
特に注意すべきは湿度なので毎日霧吹きし、湿度を保つようにしましょう。