ジャイアントゲッコー(ブロセ)

食事(野生下)
動物食の強い雑食。昆虫、節足動物、果実など
食事(飼育下)
コオロギ、デュビア、レッドローチ、爬虫類用のゼリー・昆虫ゼリーなどを与えましょう。
おやつ感覚でバナナなどの果物もプラスしてあげると喜んで食べます。
人工フードも慣れれば食べてくれるので、生き餌が苦手な方でも飼育しやすいでしょう。
栄養が偏らないようカルシウムなどを補う人工飼料も混ぜて与えるようにしましょう。
特 徴
和名:ツギオミカドヤモリ
ニューカレドニアの固有種で世界最大のヤモリとして有名。樹上性のヤモリだが動きがのんびりしており、流通するものはCB(人工繁殖下)という理由があってか性格も大人しい個体が多い。大きなものは大人の腕ほどにまで育ち、寿命も長く飼いやすいためヤモリの中の最高峰!!活餌ももちろん食べるが人工飼料や果物で終生飼育ができるのがとても良いです。
慣れやすさ
個体差があり、おっとりとした個体もいれば気性の荒い個体もいます。
しかし基本的には温厚な為、動きもゆっくりでハンドリングも行えますが(成体は30cmを越えるので重たいですが…)逃げようとしてジャンプをするため、落として怪我をさせないよう注意しましょう。
飼育のしやすさ・おすすめ度
容易ではありませんが、きちんと成体自体のことや飼育方法を学び、環境を整えてあげることができれば初心者でもお迎え可能です。
飼育時の注意
★ケージ★
樹上棲のヤモリのため、高さのあるケージを用意しましょう。
最大の体長30㎝になることも想定し、幅45㎝×奥行45㎝×高さ60㎝くらいのものだと好ましいです。
立体移動ができるよう、コルク板や流木などでレイアウトし快適な環境を整えましょう。
★床材・設置具★
ヤシガラやキッチンペーパー、もしくはペットシーツ。
ヤシガラは保湿しやすく、野生時と似た環境にすることができますが、糞を見つけにくかったり、管理を怠るとダニが発生するなどのデメリットもあるので、こまめなメンテナンスが必要です。
また水飲みも置くようにしましょう。
★適正温度★
適温は23℃~27℃。冬場は保温もしっかり行いましょう。
暑さに弱いため夏場については28℃以上になってしまわぬよう、エアコンを使用したり室温管理はしっかり行いましょう。
湿度は60%前後が好ましく、最低でも40%以上を保つよう湿度が低い場合は霧吹きをして湿度を上げましょう。1日に1~2度ほど、ケージに霧吹きをする程度で良いでしょう。