ヘルメットヤモリ

ヘルメットヤモリの画像
  • 目属科:ユビワレヤモリ科 ヘルメットヤモリ属
  • 分 布:モロッコ、モーリタニア、西サハラ
  • 体 長:7~9cm
  • 体 重:2~5g
  • 寿 命:10年

食事(野生下)

クモや野生では小さな昆虫などを捕食

食事(飼育下)

生体サイズに合わせて、小さめの昆虫を用意します。
2~3日に1回デュビアやヨーロッパイエコオロギのSS〜Sサイズで2~3匹与えましょう。
昆虫だけでは栄養が偏ってしまうので、昆虫にカルシウム剤などをふりかけてから与えると良いです。

特 徴

名前の通り、ヘルメットをかぶっているようにみえる夜行性のヤモリ。
砂漠などに生息し、昼間は地面の中でじっと過ごしています。
幼体時はウリボー(イノシシのこども)の姿に似ていることから、ウリボーゲッコーの愛称も!

慣れやすさ

おとなしく、あまり怖がることもしない性格なので、人馴れもしやすく初心者でも比較的飼育しやすい種類です。

飼育のしやすさ・おすすめ度

初心者でもおすすめできる種類です。
性格は比較的おとなしく穏やかと言われていますが、動きが素早くハンドリングは不向きなので、
無理にハンドリングしようとせず鑑賞ペットとして見守りましょう。

飼育時の注意

とても素早いので、ハンドリング時やお掃除の際の脱走に注意です。

★ケージ★
地表性ヤモリのため、ガラス面を登ったりはしないので高さは重視しなくてOK。
それよりも表面積の広いケージが◎。
サイズは幅30㎝ほどの爬虫類用ケージであれば十分ですが、少しの隙間でも脱走してしまうので、必ずフタがついていて隙間なくしっかり閉めることができるものを選ぶ様にしましょう。

★温度・湿度★
適温は26~28度前後。
乾燥地域に生息しているため湿度は高くなくて大丈夫ですが、乾燥しすぎると脱皮不全になってしまうので2日に1度霧吹きをし、乾燥のしすぎを防止しましょう。
また、湿度を保つ意味でも霧吹きは行いますが、飲み水としてもケージに伝う水を飲んでくれることもあるので、水入れから水を飲んでいない時は霧吹きを行いましょう。

★床材★
おすすめは爬虫類用の砂漠砂ですが排泄物はこまめに取り除くようにしましょう。

★レイアウト★
シェルターや水入れ、生活スペースには低い流木や石などを入れて、少しだけ立体移動もできるようにしておくと、より野生に近い環境になるので快適に過ごしてくれるようになりますよ!

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