グランディスヒルヤモリ

グランディスヒルヤモリの画像
  • 目属科:有鱗目 ヤモリ科 ヒルヤモリ属
  • 分 布:マダガスカル北東部、アメリカ
  • 体 長:約20㎝
  • 体 重:40〜70g
  • 寿 命:10~15年

食事(野生下)

主に昆虫

食事(飼育下)

餌は昆虫をメインにショップやネット通販で販売されているコオロギやローチ、ミルワームなどの生き餌を与えましょう。カルシウム不足を防ぐために、爬虫類用のカルシウムパウダーを昆虫に振りかけることも重要です。
また、代謝が良いためすぐに吸収効率が良い糖を好んでいるという説もあり、甘党なヒルヤモリ。
そのため、昆虫ゼリーや果物なども与えると嬉しそうに食べてくれる様子もみられますよ。

特 徴

別名マダガスカルヒルヤモリともいわれるヒルヤモリ(昼行性ヤモリ)の大型種。エメラルドグリーンのベースに赤い模様が美しいヤモリ。飼育が簡単でヒルヤモリの中では動きが遅いほうなので扱いやすいが、強く掴むと皮膚が剝がれてしまうのでハンドリングはオススメできない。ヒルヤモリ全てに共通することで、飼育の際は紫外線ライトが必要。コオロギ生餌から人工飼料、昆虫ゼリーまで何でも食べてくれます!

慣れやすさ

基本的には好奇心旺盛、ヒルヤモリ自体が人間に興味を示しやすい種類なので、慣れやすくはありますがオスは少々攻撃的なため、多頭飼育を検討している場合は注意しましょう。

飼育のしやすさ・おすすめ度

大型で動きが早いので取扱に注意は必要ですが、飼育環境の整えも難しくないのできちんとお世話してあげられる覚悟をもつことで、初心者〜上級者まで飼育できる種類です。

飼育時の注意

外敵に掴まれたりした際に、皮膚を剥がして逃げる修正があるので、強く握る、掴むなどしてしまうと皮膚が剥がれてしまうため注意が必要。
脱走時は素手で捕まえたりせず、観賞魚用のソフトネットなどで優しく捕まえるようにしましょう。

★ケージのサイズ★
樹上性のヤモリなので高さのあるケージを用意しましょう。
最低でも30×30×45㎝のサイズのケージがおすすめ。
脱走防止の為にもケージは必ずフタがついていてしっかり閉めることができるものを選ぶようにしましょう。

★レイアウト・ライト★
野生日では木に登って生活しているので、流木やコルクなどを入れ立体移動ができるように。
ヒルヤモリはその名の通り、昼に活動する種類のため、日光浴をしカルシウムの吸収を助けるビタミンを体内に生成する習性があります。なので、紫外線ライトは健康を維持するためにも設置してあげましょう。
床材は湿度を保ちやすいのでヤシガラなどがおすすめですが、掃除を怠るとダニが発生する場合もあるので、掃除はこまめに!

★温度・湿度★
適温は28度前後をキープしホットスポット下は37~38℃前後、夜間は24~26℃に調整しましょう。
湿度に関してはやや多湿が好ましいですが、冬場は1日2回、夏場は1日1回必ず霧吹きを行う程度で良いでしょう。

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