マレーキャットゲッコー

食事(野生下)
主食は昆虫、クモなど。小型のトカゲなども捕食するようです。
食事(飼育下)
主食はコオロギ、ローチ、ミルワームなどの生き餌をケージ内に放っておきましょう。
ピンセットを怖がる傾向があるので、人工餌などは食べないと思った方が◎。
生体サイズにあっていない餌を与えてしまうと消化不良を起こし、吐き戻しの原因にもなるので生体サイズの頭の大きさの1/3〜1/2くらいの大きさの餌を与え、昆虫だけでは栄養が偏ってしまうので、ビタミン剤やカルシウム剤を昆虫にまぶしてから与えたり、餌となる昆虫にも栄養価の高い餌を与えるなどして工夫し健康管理を行いましょう。
特 徴
細長い体に巻いたしっぽが特徴的の半樹上性のトカゲモドキです。
夜行性なので、日中や少しでも室内光があると警戒して出てきません。
動きは素早くないので、脱走した場合も見つけやすいでしょう。
慣れやすさ
非常に憶病で少々神経質なので、ハンドリングはストレスになり体調をくずしてしまうことも。
なるべくしない方ことをおすすめします。
ハンドリングせずとも、毎日餌を与えお世話することで人馴れしますので、愛情を持ってお世話してあげてくださいね。
飼育のしやすさ・おすすめ度
臆病ではありますが、比較的温厚、動きもゆるやかなので飼育環境だけしっかり整えてあげることができれば初心者でも飼育は容易に行える種類です。ぱっちりおめめと赤い体はとっても魅力的なのでおすすめですよ♪
飼育時の注意
★ケージのサイズ★
木や枝を登ったり渡ったりと立体活動が得意な種類なので、45cm程度の高さのあるケージがおすすめ。
流木や観葉植物などをレイアウトして野生に近い環境にしてあげましょう。
上からお世話するタイプだと怖がってしまうので、前開きのものがおすすめ。
★レイアウト・紫外線ライト★
紫外線は不要です。
野生では木に登って生活しているので、流木やコルクなどを入れ立体移動ができるようにしてあげましょう。
寒さに弱いので冬はヒーターを導入しましょう。
★床材★
ソイル、またはパームマットなど湿度の維持ができるようなものがおすすめです。
掃除を怠るとダニが発生することがあるので、掃除はこまめに行ってください。
お手入れしやすいペットシーツでも◎。清潔を心がけお世話しましょう。
★温度・湿度★
室温は24~27度程度をキープ。特に注意すべきは湿度です。
高すぎず、低すぎず。
高湿度・低湿度両方用意してあげるようにしましょう。
毎日霧吹きし、湿度を保つようにしましょう。