ペトリボウユビヤモリ
食事(野生下)
クモや昆虫などを捕食
食事(飼育下)
生体サイズに合わせて、小さめの昆虫を用意します。
2~3日に1回デュビアやヨーロッパイエコオロギのSS〜Sサイズで2~3匹与えましょう。
昆虫だけでは栄養が偏ってしまうので、昆虫にカルシウム剤などをふりかけてから与えると良いです。
特 徴
野生下では砂漠に生息し、昼間は岩の下や砂に隠れ気温の落ち着く夜に活動します。
ひょろっと長い尻尾と細長い指が特徴の独特な姿。
栄養状態がよいと尻尾が膨らみを帯びるので、健康状態の管理もしやすい可愛いヤモリです。
慣れやすさ
性格はかなり大人しく、ハンドリングも可能。比較的早い段階で慣れてくれます。
飼育のしやすさ
飼育しやすく、初心者向けと言える種類でしょう。
温度、湿度管理、掃除、全てにおいて神経質に管理する必要がないので、日々の健康管理だけ気にかけてあげるようにすれば飼育については容易です。
おすすめ度
価格帯や飼育のしやすさ、大きさ、寿命も長めと爬虫類初心者でもお迎えしやすいので、初心者〜上級者までまさにおすすめできる種類です。
飼育時の注意
★ケージ★
生体自体が小さめなので、30cm程度の小さめのプラケースで問題ありません。
多頭飼育の場合のみ少し大きめのものを用意しましょう。
★床材★
もともと砂漠で生活している種類ということもあり、体温調整や睡眠をとるため床材に潜ることが多いです。そのため、砂系の床材を用意してあげると快適に過ごせるようになるので、ショップで購入可能な爬虫類用の砂を購入しましょう。
※自然で採取したものは有害な菌が付着している場合があるので、避けた方が良いです。
とはいえ、乾燥のしすぎを防ぐためのウェットシェルターなどの隠れ家も用意してあげるとなお良いです。
★温度・湿度★
基本温度は25~30℃(ホットスポットを30℃でも良いです)
湿度は30~60%で十分です。
週に3回ほど霧吹きをしてあげれば問題ありません。
しすぎると逆に慌ててしまうので、霧吹きのしすぎには注意しましょう。
★照明★
健康を維持するためにも爬虫類用の紫外線入り蛍光灯を点けてあげましょう。昼間はホットスポット用のライトもあるとなお良いです。